「なやカフェと過ごす休日」vol.2

 11月の3連休、京都の超絶空間「なやカフェ」のゆうきさんに再び来ていただけることになりました。4月の第1弾につづき、今回も、スローで濃密で、これからの人生がたのしくなる企画ばかり。言葉では言いつくせないなやカフェワールドを、この機会にぜひ。

→前回4月のワークショップの模様はこちら
→秋の高知はうつくしいです。遠方の方も、ご旅行も兼ねてどうぞ!(すぐそばに快適なゲストハウスもあります。こちらこちら。)

ー家製ビール作り
おいしいエールビールを手作りします(酒造法に準拠します)。仕込んで、瓶詰めしたものを、ご自宅に持ち帰って2週間ほど醗酵させていただきます。

⊃亙研ぎ〜魚をさばいて燻製に
ゆうきさんの刃物研ぎは、すごいです。包丁だけでなく、のこぎりも、なたも、コーヒーミルも。研ぎたいものと砥石をお持ちください(ご希望の方には2000円くらいのとても使いやすい砥石もご用意します)。研いだあとは一緒に魚をさばいて、刺身や干物や燻製づくりをたのしみましょう。人生が変わる刃物研ぎを、ぜひ。

合間には…石臼製粉からのパン作り
ご希望の方は、太古からの営みのままに、パン作りも体験してみましょう。ビール作りや刃物研ぎの合間に、ゆうきさん自作の石臼で小麦粉を挽き、ビール酵母でパンを仕込みます。のんびり醗酵させて、焼き上がるのは3日目。焼いて、魚の燻製をのせて食べましょう。

◆スケジュール(終了時刻は目安です。余裕をもっておこしください)
11月21日(土)10:00- ー家製ビール作り(〜16:00予定)+石臼挽き体験
11月22日(日)10:00- ⊃亙研ぎ〜魚をさばく(〜14:00予定)+石臼挽きとパンの仕込み体験
11月23日(月祝)10:00- ガーデンパーティ(〜15:00予定)3日間の締めくくりとして、パンを焼き、燻製をし、ビールの試飲もします。南インドカレーや野草チャイも空の下でどうぞ!

◆場所:高知市土佐山・服部宅(詳しい場所はお申込みの方にメールでご案内します)
◆参加費:
ー家製ビール作り4500円(ビール瓶1本分のお持ち帰り付き)
⊃亙研ぎ3500円
ガーデンパーティ3500円(昼食込み/´∋臆端圓2500円)
※3日間フリーパス9000円もおすすめです!
※ご家族連れもお気兼ねなくどうぞ。お子様が遊べるスペースもあります。
◆昼食:1日目2日目は、ご希望の方には簡単な昼食(インドカレー)¥700をご用意します
◆お申込み:お名前、お電話番号、ご希望の参加内容、昼食の希望(21,22のみ)、同伴のお子様やご家族の有無などをlotusgranolaアットgmail.com(アットを@に変えてください)までお知らせください。

11月のワークショップ
南インドカレー+ロースイーツ

 月にいちどのワークショップ、今月は南インドを代表する「ラッサム」です。タマリンドの酸味とこしょうがが効いて、さっぱりとした薬膳スープカレーです。季節野菜のポリヤル(スパイス炒め)とインド料理に欠かせないカード(ヨーグルト)と一緒にいただきます。

 同じ日の午後には、オーブンをまったく使わずにつくれるローチョコレートケーキを。カカオパウダー、カカオバター、カカオニブ、ナッツ、アガペシロップなどをフードプロセッサーやミルサーで「撹拌して冷やすだけ」の本当に手軽なケーキですが、とてもそうとは思えない濃厚で洗練された味わいです。

※もうひとつ、11月の特大企画として、11月21日(土)・22日(日)・23日(月祝)の3日間、ふたたび京都のなやカフェ・ゆうきさんに来ていただき、ワークショップをしていただく予定です。詳細は一両日中にアップします。

     + + + + +

◆日時:
11月11日(水)11:00-14:00 ラッサム+ポリヤル+カード
 〃       14:00-16:00 ローチョコレートケーキ

◆場所:高知市土佐山 服部宅(詳しい場所はお申込みの方にメールでご案内します)
◆参加費: 3500 ◆2500 ※セットでのご参加は¥5000
◆お申込み:お名前、お電話番号、ご希望の回を  lotusgranolaアットgmail.com(アットを@に直してください)または080-3789-7676までお知らせください。

京都での日々 1

 10月24日から30日まで、京都の左京区に滞在していました。忘れがたい、夢のような記憶をほんのすこし、とどめておきたくて、不思議に朝早く目覚めたいま、ひさしく離れていたブログを書こう、と思い立ちました。きっと、すこし長すぎる、そしてあまりに個人的に過ぎる文章になってしまうかと思うけれど、その心配はさておき、とにかく思いつくままに書いてみようとおもいます。

 24日。朝早くにに高知駅のバスターミナルに車でおくってもらう。一番上の桂(男・9才)だけが顔をくしゃくしゃにして「さみしいよー」と泣く。真ん中の翠(女・5才)は、なんとなく不安そうに、でもなんだかプレゼントをもらう前みたいににこにこしている。いちばんしたの朔(男・1才)は、なにもわかっていない様子で「バイバーイ!」と手をぶんぶん振っている。夫とこどもたちを乗せた赤い軽自動車を見送って、バス停に向かう。すこしの罪悪感と、まだうまくなじまない開放感を感じながら、私は自由だ、と思う。そして、夫(雄一郎さん)に「わたしをわかってくれて、ありがとう」とも。

 そもそもこの京都行きはつい3週間前に雄一郎さんが提案してくれたことだったのだ。その時はいくつかの理由から「いやあ、ちょっと無理だよね」と思っていたのが、またたくまに話が進んで今日の出発をむかえたのだった。

 人生は、いつだって思いがけない形で展開する。期待も、心配も想像していた通りになることは、まずないといっていいのではないかとおもう。祝福は思いがけない形で与えられるし、心配「していなかった」ことが勃発するものなのだ。だから、いつだってこう思う、「願いをかなえるためになにかをしなくてもよいし、先のことを心配しなくてもいい」。ただ、心の望むように、からだの願うようにちいさなひとつひとつを選びとっていこう、あるいはすっかり流れにまかせてしまおう。

 でも、こう言葉にすると、かなりのことがこぼれおちる気持ちがする。「願い」は漠然と、そして細部をイメージします。これを私は「妄想」と呼んでいるのだけれど、たいがいは妄想しているだけですっかり満足してしまう。そして、その妄想は、おもしろいタイミングで、ほとんど忘れてしまっていた頃に叶ったり、あるいは、時をおかずにすぐさま叶う。

 もっとも興味深いのは、意識していない願いまでもが叶うことだ。はじめてなやカフェに行ったとき、それはたしか2年くらい前のことだたとおもうのだけれど、「カウンターのむこうの、あの空間に立ちたい」とつよく思ったことをつい先日思い出しました。それはあまりに現実的ではなかったから、その思いはすぐに消えたように感じられたけれど、あれは、消えてしまったのではなく、深く沈み込んだだけだったのだと、2年の時を経てわかったのでした。

 高速バスの中では、となりの60台の女性とあれこれおしゃべりした末に、こんどその方のご主人がたくさん魚を釣ったときに分けてくださるといっていただいた。わたしが魚のことを熱心に質問し、「魚はだれかが釣ったものをゆずってもらうのがいちばんおいしい」とうっとりと言ったからだと思う。さすが、高知のひと。でも、その人はめずらしく「高知を出たい」とおっしゃる。奈良に住みたいそうなのだ。私も奈良は好きなので、その話でもひとしきり盛り上がる。わたしはお弁当かごからみかんをひとつ差し上げる。

 京都には、昼すぎに到着。高知駅から高速バスで5時間20分(途中休憩が10分×2回)。ちょうど、1年ぶりの京都。ひとはたくさんいるし、旅行者も多いけれど、どことなくのんびりしている。すっかり旅行者の気分で、かさばるスーツケースをひっぱりながら、乗るべきバスを探すことすら楽しい。9系統のバスで、北区の大宮通りを目指す。

 よく行っていたパン屋「えびすや」さんは年配のご夫婦が営まれているちいさく、清潔な、正直なお店。もしかしたら、突然閉められたかもしれない、とどきどきしていたので、変わらずに営業されているのを目にしてほんとうにほっとした。

 ひとしきりおしゃべりさせていただいて、高知の家族のために選んだパンを発送していただく。私のおやつ用に「ひじきパン」と今夜泊めてもらう友人のために「ぶどうパン」も買う。すてきなたまごも並んでいたので、「食堂のデザートにカスタードクリーム入りのクレープをつくろう」と思う。

 さいごにおみやげのすだちをご主人に手渡して、お店を出たら胸がいっぱいになって、涙も出てきた。「もうお会いするのはこれが最後かもしれない」そんな思いが圧倒的に迫ってきたのだった。でも、たいがいの場合最後になんてならない。きっと、またここでパンを買う日が来るのだ、とも思う。

 大宮通りを北上して「さくらや」さんでおそばを食べる。わたしが京都でもっとも、好きな食べ物が「カレーそば」で、高知に越してきてからなんど夢見たことか!

 濃いだしに、カレー粉(たぶんS&B)が混ざっていて、片栗粉で閉じてあり、そのつゆの下をたぐると茹であげたそばが「かたまりとなって」沈んでいる。つゆとはまざっていなくて下層がゆでたそば(半分かたまっている)で、上層が片栗粉でつよめに閉じただし+S&Bのカレー粉なのです。たくさんの人に「京都に行ったらぜひカレーそばを!」と熱烈にお勧めするのですが、その度に言われた人はちょっと困ったような顔をします。そば好きの夫にいたっては、まったく取り合ってくれません。でも、「カレーそば」一度たべてみてください。

 わたしが一番好きだったのは、左京区役所の西の「高砂」二番目に好きだったのは一乗寺の「そば鶴」です。おあげはたいがいすごく甘く煮てあるので、お揚げが甘いかどうか聞いて「あまいです」といわれたらねぎに変えてもらいます。

 カレーそばをいただいて、「これでひと安心」と大宮通りを北上して、この6月に友人がはじめたお店に向かう。とちゅう、お宮さんがあったので、そこでお参り。お参りをするとなんだかすっきりとうれしい気持ちになります。


+ + + + +


 英語で「星くず」という意味を持つ単語を屋号にかまえたその空間に踏み入ると、おもわず目を閉じてため息がこぼれてしまうような、この世とは思えないような、そんな場所で、こういう場所があること、そんな場所をつくりだすひとが存在すること自体が奇跡なのだ、わたしは、いま奇跡の瞬間に立ち会っているのだ、という思いが静かな激しさを伴って湧き上がってきたのでした。

 天窓からこぼれそそぐひかり、となりの世界につづく壁の質感、羽衣のようなうすいベージュの高さのあるカーテン、そしてうつくしいあの人の気配。

 月の下の小屋、というお茶を選んでもらって(pavillion sur la lune )、古い時代の椅子にからだの重さをあずけると、なんだかまたしも胸がいっぱいになって、「こうやって夢は叶うのだ、それはきっとたしかなことなのだ」と思う。

ふとテーブルの引き出しを引くと、英語が印刷された小さな紙片が。「世界はあなたが、あなたの心に従って舞う、舞台なのです」というような意味だったと思う。

 正確な文章を忘れてしまったいま、こう思う。「あの空間にまた戻らなければ。あの紙片の文章を目にするために」

 るかちゃん、という生まれたての妖精のような歌姫と言葉をかわし、彼女のはじめてのアルバムを手にしてその空間をあとにした。
いつか彼女の歌を親密な空間で聞きたい、と思いながら。

 その場所から、今夜止まらせてもらう友人宅まではバスで向かうはずだったが、どうしたってそんな気持ちにはなれずにスーツケースをごろごろとひきながら(このTUMIという優秀なスーツケースは指一本で運べるのです)、このままどこまでも歩き続けたい、と1時間ほどかけて北山通りを東に向かいました。

 暮れてゆく、町、街路樹、走るたくさんの車のどれもがなつかしく、なつかしいといっても一年前のあの日々が、ということではなく、その土地の持つ江ネルギー?のようなものでしょうか。歩けば歩くほど元気になってゆくような、そんな心持ちがしました。

 友人宅ではなつかしいひとたちが集まってくれていて、おいしいごはんにスープ、おかずにデザート。なつかしくてあたらしい、そんな気持ち。つかの間の時間だけれど、顔を一瞬見ることができれば、それでいい、そんな風におもいました。

夜はおそくまで清め尽くされたそれでいてあたたかな彼女の家のソファーに座ってえんえんと、おしゃべり。今日、その時だけの時間を、おいしいお菓子をすこしづつ食べ続けるように、食べ続けても、お皿を下げてしまうとおわりになってしまうのが惜しくて、いつまでもお皿の上のすこし残ったクリームをフォークの側面ですくう仕草をときおり、繰り返しし続ける、そんなふうな夜でした。
 
 完璧に清潔なバスルームでお風呂に入って、完璧以上に清潔なお布団にくるまって、今日のしあわせと、明日のしあわせを、思ったのでした。

つづく

 


 

9月のワークショップ@高知・土佐山

 京都から高知に引っ越してきてちょうど一年、土佐山のわが家で、はじめてのワークショップをひらきました。いらしてくださったみなさま、ありがとうございます!
 土曜日は夫・雄一郎がグラノーラ、日曜日は妻・麻子が南インドカレーをご紹介しました。少人数で、こぢんまりと、いろいろなお話しをしながら、味見したり、お昼をいただいたり....。わたしたちにとってもとても楽しい時間でした。
これから1月の引っ越し(香美市香北町に引っ越します!)まで、毎月開催予定ですので、どうぞよろしくおねがいいたします。


サンバール(南インドを代表する、酸っぱくて辛いさらさらとしたカレー)
ターメリックココナッツライス
ひよこ豆のポリヤル
香味野菜入りライタ(ヨーグルト)
食後には、チャイをいただきました(きょうこさん、ありがとうございます!)



ちょうど1才になったお子さんといらしてくださった方も!


左から
グラノーラブック/カレーブック
野草チャイ
クラシックグラノーラ/紅茶とメイプルグラノーラ







 

京都でのイベントのご案内

今月末、京都ではじめてイベントを開かせていただくことになりました。

1年半を過ごした大好きな左京区。しかも、奇跡の空間「なやカフェ」をお借りしての南インド食堂という(私たちにとって)最高に幸せな企画です。ワークショップを開かせていただくシェアスペースしずくも、大切な友人のまきさん(天性の指圧師さん)が、私たちが左京区を去ったあとに本格稼働した魅力的なスペースです(自分の子どもが大学生にでもなって家を出たら、こういうシェアスペースに暮らして/出入りして世界を広げてほしいな、などと夢想します)。

京都近辺の方々、普段なかなかお会いすることのできない方々に、この機会にお目にかかれたらうれしく思います。

‘逎ぅ鵐豹堂@なやカフェ
9月26日(土)・27日(日)
場所:なやカフェ 京都市左京区北白川堂ノ前町1 デュ北白川102 叡山電鉄元田中駅徒歩15分
ランチ:11:30-14:00 ディナー:17:30-21:00
*南インドカレー¥1,000 南インドカレーセット(カレー2種、ポリヤル2種、ライタのセット)¥1,500の予定です。
*グラノーラ等の販売もいたします(お買いもののみの方はご予約は不要です)。
*席数が少ないので、ご予約をおすすめします(ご予約はlotusgranolaアットgmail.comまで、日にち・お時間・お名前・人数・お電話番号をお知らせください)。当日いらっしゃる前にお電話をいただければ(080-3789-7676服部まで)、お席をおとりおきいたします。

南インドカレーワークショップ@シェアスペース しずく
9月28日(月)11:00-14:00
私たちが南インドで過ごしていた時からの思い出の味サンバールとポリヤル(野菜のスパイス炒め)を一緒につくって、いただきます。材料はすべて植物性です。
場所:シェアスペース しずく 京都市左京区一乗寺西浦畑町53-6 叡山電鉄一乗寺駅から徒歩11分
定員:6名
参加費:¥3,500
*お申込みは、lotusgranolaアットgmail.comまでお願いいたします。

やさしいごはんのワークショップ@シェアスペースしずく
9月29日(火)11:00-14:00
日々の生活のなかで、からだや気持ちがくたびれたときのための、からだに気持ちがよいかんたんごはんを一緒につくって、いただきます。やさい中心のごはんです。
場所:シェアスペース しずく 京都市左京区一乗寺西浦畑町53-6 叡山電鉄一乗寺駅から徒歩11分
定員:6名
参加費¥2,500
内容(予定):あるものでつくる、かんたん丼、かんたんおつゆ、かんたん和えもの
*お申込みは、lotusgranolaアットgmail.comまでお願いいたします。

グラノーラ+
南インドカレーづくり

 秋の連休、ご自宅で簡単につくれるグラノーラと、さっぱりさわやかな南インドカレーのワークショップを土佐山で開催します。



 グラノーラは、材料を混ぜて焼くだけで、とてもおいしく簡単に手作りできます。アレンジも自由自在。当日は、オーブンで焼く基本のグラノーラを作りますが、オーブンがない場合にフライパンで作れるグラノーラもご紹介します。

 南インドカレーは、こってりした北インドのカレーと違い、酸味のある、さらさらとしたカレーです。当日は、私たちが南インドで過ごしていた時からの思い出の味サンバール(南インドを代表するカレー)と、手軽でおいしいターメリックココナッツライス、ライタ(カレーに添えるヨーグルトソース)を作りたいと思います。



◆日時:
9月22日(火祝)14:00-15:30「グラノーラ」
9月23日(水祝)11:00-14:00「南インドカレー」

◆場所:高知市土佐山 服部宅(詳しい場所はお申込みの方にメールでご案内します)
◆参加費:2500円 3500円  ※両日ご参加は1000円引き

※お申込みは、お名前、お電話番号、ご希望の回をlotusgranola@gmail.comまでお知らせください

夏の料理会(8/28)



古くからの友人たちとともに、夏の料理会を開かせていただきました。いらしてくださったみなさま、長時間にわたり本当にありがとうございました。空間とは、そこに存在するひと ーつくるひと、サーブするひと、お客さますべてがあわさったところから立ち上るもの − その空気を感じさせていただけたことに、こころからの感謝を。

ON THE DISHの特別な ―本当に特別としか表現しようのない空間で、小さいひとが生まれたばかりの彩香さんの手から、あたらしいパンが生まれました。すばらしきパートナーよっくん、丁寧さがにじむスタッフのえいこさんのサポートは、心地よさそのもので、食べるとは、どんな空間で、誰と、どんな風に、ということがあるいは味よりも大切なのでは、と気づかされました。

物語のようなふた皿のデザートとハーブティーのつらなりを生み出してくれたficel. のさちこさんとは3年前から、約束したわけではないのに、毎年夏のイベントを一緒にさせていただいています。ひと、と、ひとから生まれるものは、うつろい、うつくしく進化するということを目にしてはっとする思いでした。

つながりとつらなり、そして友情に感謝しつつ。

-------------------------------

献立

土佐柑橘、赤しそ、スパイスのコーディアル
スパークリングワイン、または発泡水で割って

日本のフレッシュモッツァレラチーズ、完熟梅のチャツネ、
大豆のフムス、干しいちじく+くるみを葡萄とともに

南瓜とココナッツのスープ 南インドのかおり

キヌアのサラダにプルーンを添えて 
豆乳ヨーグルトのライタ コリアンダーを散らして

白いんげん、きゃべつ、アーモンドプードルのパスタ

  ----------

ficel.のデザート 一皿目
ソルダムとシャインマスカット、山梨ロゼワインのゼリーを敷き、
ダマスクローズ、カシアのシロップといちじくのピュレをかけて仕上げます。
聖なる草をのせて。

二皿目
自家製のクリームチーズを作り、
素材の質を活かせるよう
シンプルなレシピで
軽やかなチーズケーキに仕上げました。
大きめの方で焼くと断面が広く、
口当たりがやわらかになります。
控えめな甘さのてんさい糖をふっています。

ハーブティー
Verbena+Rasberryleaf+Chamomile
呼吸が自然に整い、身体がゆるみ、
やさしく包むようなハーブティー。
食後の余韻を楽しむお茶です。

お茶あわせ

高知に住まいをうつしてから、野草茶のブレンドをするようになりました。ふとした思いつきではじめた「お茶あわせ」ですが、回を重ねるにつれて、「お茶あわせ」はひとつの形式に過ぎず、じつのところ、自分の中に眠っている直感、あるいはひらめきを呼び覚ます行為なのではないかと感じるようになりました。
方法はじつにシンプルで、目の合ったお茶を数種類選び、少し火を入れ、あわせる、とただそれだけなのですが、今の自分にとって、いちばんふさわしいお茶が仕上がります。お茶をあわせる、その時間で自分の中の宇宙とつながる、そんなことが可能なようにも思えるのです。

ロータスグラノーラのこれまでの活動とは少し違う、新たな試みとして、お茶あわせを軸に据えた個人セッションの場を設けさせていただきます。

はじめにお話をさせていただき、その後、私がお茶をあわせます。次にご自分でお茶をあわせていただきます。あわせていただいたお茶はお持ち帰りいただけます。所用時間は、およそ1時間半となります。

夏のさなか、一緒に時間を過ごさせていただけましたら、これほどうれしいことはありません。

服部麻子

---
日時 :8月29日(土)ご都合のよい時間帯をお選びください。→受付を終了しました。
   8:00-9:30
     10:00-11:30 
         1:00-2:30 
         3:00-4:30 
         5:00-6:30
場所: 逗子駅から徒歩7分(ご予約いただいた方に詳しい場所をお知らせします)
費用 :¥5000
ご予約方法:lotusgranola@gmail.com 宛てに、お名前、ご希望の時間帯、お電話番号をお知らせください。
 

夏のイベントのご案内

この夏、生まれ育った神奈川でいくつかイベントをさせていただきます。どの会も、親しい友人が声をかけてくれて、できることになりました。彼女たちに、心からの感謝を、そしてみなさまにお目にかかることができたら、これほどうれしいことはありません。
どうぞ、よき夏をおすごしください!


鎌倉 8月22日(土)「南インドカレーづくり」ワークショップ  
   8月23日(日)  in a day. 「1日カフェ」
   →お申込みは、リンク先の広瀬裕子さんのサイトからお願いします。
   ワークショップは定員に達しました(キャンセル待ちとなります)。
   1日カフェは残席僅少です。

葉山 8月24日(月)「南インド食堂」ル・カナリにて
   →詳細をアップしました(7/29) 8月5日から受付を開始します
横浜 8月28日(金) 「夏の料理会」
   ficel.のデザートとともに ON THE DISH にて
   →お申込みは、リンク先のficel.のサイトからお願いします。
   定員に達しました。受付終了とさせていただきます。
逗子 8月29日(土) 「お茶あわせ」
   →詳細をアップしました(7/29)
   →受付を終了しました(7/31)
   

ロータスグラノーラ 
服部麻子

暮らしがたのしくなる、なやカフェワークショップ

すっかり時間が経ってしまいましたが、4月末に開催したなやカフェゆうきさんによるワークショップ。期待以上の充実とたのしさ満載の2日間でした。

まずは燻製の準備から。ゆうきさんお手製のミルでハーブソルトを作り、肉(ゆうきさんが4月にしとめたばかりの鹿肉です)にまぶします。
IMG_3521.JPG

吊るして乾かすための糸の縛り方も丁寧におしえていただきました。
IMG_3539.JPG

昼ごはんをはさんで、午後はせんべい缶オーブンづくり。廃品を活用した、ゆうきさんオリジナルのすぐれものです。説明を聞けば聞くほど、その緻密に工夫された構造に驚かされます。何の変哲もないせんべい缶から生み出される宇宙!
IMG_3551.JPG

IMG_3552.JPG

2日目は、醗酵サイダーづくり。これが想像を超えるほど「ちゃんとサイダー」なのです。このシュワシュワぶり。
IMG_3558.JPG

「生きているサイダー」なので、飲んでも自然に炭酸が再充填されていくという、市販品とはまったく違う魔法のサイダーです。作り方もきわめて簡単。酵母が力強く生きているこのサイダーの残りを、好みの果汁や糖分、水と合わせてペットボトルで密封するだけ。ドリンクに、焼酎やリキュールやコーディアル割りに、パンの酵母に、ケーキの材料に、フルーツマリネに、と使い方も無限大。夏がますますたのしみになる自家製サイダーです。このサイダーで仕込んだゆうきさんのパンは、ほんのりサイダーの夏みかんの香りが感じられて、それはおいしいものでした。

IMG_3573.JPG
「玄米コーラ」も、目からウロコの新世界。ロケットストーブで玄米を黒炒りにして、何種類ものスパイスや生姜と煮込んだ液をサイダー化します。ピリリと力強い、きわめてヘルシーなコーラです。

IMG_3546.JPG
合間にお出しした昼ごはん。左奥に見えるのは筍のサブジ(スパイス炒め)です。懐かしのインド料理。裏山で採った筍とあまりに相性がいいので、今年は何度も作りました。

IMG_3577.JPG
ゆうきさんが持参してくれた「数週間熟成バージョン」の燻製肉。薄切りにしてお皿に並べると、芸術品のようなうつくしさ。噛むと、おどろくほど凝縮された未体験の旨みです。

IMG_3584.JPG
一斗缶に針金を通せば、即席の「燻製装置」に。干しておいた鹿肉を蓋をしていぶします。チップも、「桜チップ」などとこだわらなくとも、どんぐりや栗の殻、乾かした茶葉、月桂樹など、身の回りにあるものをごく少量使えばよいとのこと。これなら日常的にできます!

IMG_3592.JPG
2日間のクライマックス。醗酵サイダーで仕込んだパンを、できあがったせんべい缶オーブンで焼き、いぶしあがったばかりの鹿肉を載せていただきます。この贅沢すぎる味を、一生忘れることはないでしょう。

ゆうきさんのすごさ。それは、この若さにして、これだけオリジナルにいろいろ探究し、実践しているというすごさ以上に(その幅広さも裏打ちのたしかさも圧倒されるほどスゴイのですが)、それをどこまでも自由に、自然体でたのしんでいるところだと思うのです。「こうあらねば」といった気負いや押しつけがましさが一切ない。それがみんなを自然に引き込み、笑顔にするポイントなのかなと思います。「たのしいから」「心地よいから」の軽やかな営みの数々。すべてがプラスのエネルギー。「新時代」を感じさせるさわやかななやカフェワールドに、語り尽くせぬ魅力を感じた2日間でした。

まだまだ広がるなやカフェワールド。ぜひまた機会を設けて、別のワークショップもしていただきたいなと思っています。ねらっているのは「コーヒー焙煎機づくり+生豆から淹れるコーヒー」(←このリンク先のゆうきさんの「コーヒー」の文章、とても好きです。ひとりでも多くの方に読んでいただきたい名文です)。すぐにでも実現するといいな、などと思いながら、今日もまた醗酵サイダーを培養しています。
 

<<new | 2 / 3pages | old>>
 
PROFILE
CATEGORY
ARCHIVES
LINK
SEARCH
OTHER